阿部顕嵐×板垣瑞生 による激熱バディ!
脚本:内田英治×監督:藤澤浩和 が激熱タッグ!
7人組ユニット・7ORDERの阿部顕嵐が、ついに長編映画初主演を飾る。記念すべき第一歩に選んだのは、観る者すべてを巻き込む“バイオレンス×再生”の青春エンターテインメント『ツーアウトフルベース』だ。
甲子園出場という破れた夢を引きずり、堕落したジャンクな日々を送る元高校球児のイチとハチ。ドラッグと高級アメ車に手を伸ばしたことからハプニングが大勃発!最強ヤクザと最恐の不良、さらにはポンコツ刑事にまで追いかけられる人生最悪の1日を疾走するハメになる。クエンティン・タランティーノやガイ・リッチーを彷彿とさせる時代&時制シャッフルを駆使したハイテンポ&ハイテンションのセカンドチャンス劇。この二死満塁からのハードな大逆転は、日本中の、いや世界中の映画ファンの胸にドストライクで突き刺さる。
堕落の日々を送るもバンド活動を夢見てもがく元高校球児のイチに扮するのは、映画初主演の阿部顕嵐。次から次へと訪れるピンチに翻弄されながらも立ち向かっていく様を、堂々たる演技で体現し新境地を開拓した。そしてイチの野球部時代の相棒で、もはや腐れ縁のハチを板垣瑞生がバディ感を持って受けて立つ。お調子者だが情に厚いハチ像をユーモア交じりに表出。俳優としての図抜けたセンスと反応の良さを見せつける。さらに、元野球部のマネージャーで今では同じくジャンキーの早紀をモーニング娘。OGの工藤遥、ヤクザの組長を渋川清彦、不良グループのリーダーを後藤剛範が熱演。企画プロデュースを務めた新羅慎二も謎の男アントニオ役で怪演を披露し、7ORDERの諸星翔希が売人を演じるなど贅沢なメンツが集結した。
脚本を提供したのは、映画『ミッドナイトスワン』(20)で映画賞を総なめにした内田英治。内田が長年温めてきたハイテンションストーリーを、長編映画2作目となる賢才・藤澤浩和が演出し、1作目とは一転、熱くも可笑しいブラザーフッドを描き出す。
7ORDERが歌う新羅慎二と大沢伸一書き下ろしの主題歌「レスポール」がエンディングを飾る時、イチとハチに残ったものとは…。 青春時代に禍根を残す男ふたりの“青春”エンターテインメント!
観る者すべてを巻き込む
ハイテンポ&ハイテンションのセカンドチャンス物語
かつてはプロ入りが期待されるほどの高校球児だった「イチ」と「ハチ」。甲子園出場が決まり、明るい未来が待っているはずだった。しかし、部内の不祥事により出場が取り消されてしまい、彼らの転落人生がはじまった――。
10年後、薬物にまで手を出し堕落した生活を送っていたふたりは、軽い気持ちで不良グループのリーダーから高級アメ車を借りたばっかりにハプニングが大勃発! 町のヤクザに因縁をつけられ、アメ車をカツアゲされてしまう。右往左往しているふたりは、偶然にも野球部の元マネージャー早紀と再会。早紀は、あろうことかヤクザの車を盗んでいた。ふたりが三人になり、ヤクザに追われ、不良グループからはアメ車の催促、さらには警察からも目を付けられ、まさに絶体絶命の大ピンチ! 思い出すのは10年前、甲子園が決まったあの日のマウンド。二死満塁。ゲームセットにはまだ早い!
イチ:阿部顕嵐 / ICHI:Alan ABE
僕の夢の一つでもある映画主演のお話を頂き本当に嬉しかったです。映画は公開され、皆さんに観てもらうことで完成するので、今はまだ夢の途中です。脚本を初めて読んだ時、息をするのを忘れてしまう程怒涛の展開で、すぐに読み終えました。このお話を頂く前から、内田英治さんの脚本作品は「下衆の愛」や「ミッドナイトスワン」など他にも拝見していたので、今回、内田さんの世界で生きることができ光栄です。現場では藤澤監督を始め、素敵な方々とご一緒でき、この上ない幸せです。ツーアウトフルベースでギリギリの状態でしたが、たくさんの方に支えてもらい楽しく自由に撮影をさせていただきました。作品は自分自身の人生とも重なる場面がたくさんありました。僕らしい、波瀾万丈でスリリングな、一瞬一秒たりとも見逃せない作品となってますので、是非スクリーンでご覧ください。グランドスラム叩き込みます!
ハチ:板垣瑞生 / HACHI:Mizuki ITAGAKI
初めて台本を読ませて頂いた時に、台本の面白さと今の自分にしかできないんじゃないかという気持ちになり、本気でこの役にぶつかって行きたいと覚悟が決まりました。撮影は本当に素敵なスタッフの皆さんと監督の一回一回新鮮に受け止めてくれる姿になんでもやって自分を絞り出したい、どうやったらできるだろうとワンカットワンカットの挑戦が楽しみでしょうがなかったです!それに相方の顕嵐の男としての姿と気概がとても気持ちよくタッグとして最高でした。この映画は生きてたらぶつかったりうまく行かなかったりして逃げてしまった時、その逃げからも逃走した人達の話しだと思います。全力で走った結果どうなるかわからない人生を一緒に楽しんでください。
早紀:工藤 遥 / SAKI:Haruka KUDO
思い返せば、撮影中の全てが青春の1ページのようです。ただ、やってる事や出てくる人達は、完全にアウトローです。なのに、憎めなくてどこか応援したくなるような魅力は、お二人をはじめ、藤澤監督や出演者の皆さんの人柄だと思っています。一筋縄ではいかない撮影期間でしたが、皆様にお届けできる事が決まり、安心しております。ぜひ、劇場でお楽しみ下さい!
ヒロポン:後藤剛範 / HIROPON:Takenori GOTO
脚本で内田英治さんの頭の中を旅をしました
藤澤監督の尖った器を壊さないよう
新羅さんとの役を深める作業は音楽的で遊び心が刺激され、映画の撮影をしてるのか忘れるくらいとてもスリリングな撮影になりました
生き生きしまくってる若者達と酒の匂いのするおっさん達の玩具箱を是非ご覧ください
登場人物全員アホで愛らしいです
オニヘイ:渋川清彦 / ONIHEI:Kiyohiko SHIBUKAWA
苦手な関西弁やコロナなどとの闘いの中、なんとか走りきり、ヒロポン役の後藤君との対峙にしびれました。今の世はツーアウトフルベースな感じの状況だが、映画には何かしら一発逆転出来る力があると思っている。「ツーアウトフルベース」、期待してます。
監督:藤澤浩和 / Directed by Hirokazu FUJISAWA
内田英治さんのゴキゲンな脚本に、自分がレンタルビデオバイト時代に好きだった映画を詰め込んで、最高のスタッフと共に、伸び伸びと過激に作り上げました!俳優部にはリハーサル時から、たくさんアイデアを貰って取り入れています。それぞれが今までに見た事のない、新しい素敵な顔を見せてくれています!お先真っ暗、アウトな奴らが踏まれても蹴られても立ち上がり、一発逆転を狙う一夜の物語。ご期待ください!!
脚本:内田英治 / Screenplay by Eiji UCHIDA
まだ駆け出しの頃に書いた脚本を、藤澤浩和監督に映像化していただきました。ストレートでまっすぐな、犯罪巻き込まれ型ストーリー。自分では野球をやったことないのになぜか主人公たちが元野球部員という設定で、若手俳優たちがのびのびと演じています。あっという間の疾走映画です。お楽しみください!
企画プロデュース・アントニオ:新羅慎二 / Planning and Producing・ANTONIO:Shinji NIRA
ほとんどの現場に付き合わせてもらったんですが、面白すぎて笑いを堪えるのに大変でしたよ。本当はオニヘイ役をやりたかったんですが、、アントニオ役もやりがいありました!内田監督と藤澤監督とはストーリー作りの足し算引き算もキャスティングもやらせてもらいましたが、映画作りって究極のエンタメだなと思い、この先も映画作りに没頭する自分の未来を感じました!是非、楽しみご覧ください!